地域地理科学会とは

 本学会の設立総会は、1991年6月30日に岡山大学文学部で開催され、「瀬戸内地理学会」の名称で発足しました。しかし、設立前に予定されていた学会名称は地域地理学会であり、その設立準備会が1989年に発足しています。
 瀬戸内地理学会の設立趣旨は、「地理学一般の研究・教育の発展と普及に努めるとともに、とりわけ、瀬戸内を巡る地域の研究を推進する」ことであり、1992年6月には、「瀬戸内地理」が創刊されました。

 その後、学会名称等検討委員会の提案で、1995年6月の総会での審議を経て、学会名が現在の「地域地理科学会」に変更されて、1996年6月に「地域地理研究」が発行されました。この主な理由は、この学会の事務局が岡山市にあり、設立当初の会員の多くは瀬戸内海の近くに居住していたので、地元の地域研究を基本とすることでありましたが、将来においては、「瀬戸内」に限定せずに、より広い地域の会員にも参加していただき、本会の発展を祈念する意図を具現化しようとするためです。それ以降、おおよそ6月には「地域地理研究」が、12月には「瀬戸内地理」が発行されてきました。

 しかし、2008年1~2月に実施された会員へのアンケート調査に基づいて、6月29日の総会で、従来の2種類の会誌の発行を「地域地理研究」に統合することが決定されました。したがって、「瀬戸内地理」の発行は、2009年1月の17号が最後になり、2009年度からは、「地域地理研究」が年2回発行されています。